ある日、
まおべえがきがついたら、
まわりには大きなブタが
たくさんいました。
まおべえは、
なにもわからずに、かげのほうに
みをひそめていました。
まおべえは、
こわくてないていました。
そこに、
大きなおかあさんブタのペギーが
やってきました。
「そんなところで、なにをやって
いるの?ないていたってしょうが
ないよ。」
まおべえは、上をむきましたが、
あまりにも大きなペギーのすがた
にただただ、なくばかりでした。
「おなかがすいているだろ。」
ペギーはえさのところに、
まおべえをつれていきました。
いっしょにえさをたべさせようと
しましたが、まおべえはえさの
食べかたもしりませんでした。
ペギーはハナでえさのかごを
もちあげてひっくりかえしました。
なかのえさが、すべてでて山もり
になりました。まおべえは、
えさのなかにうずもれて
しまいました。
ペギーはちょっとあせって、
はなでえさをよけました。
するとえさのなかから、
ちょっとびっくりしたまおべえの
すがたがあらわれました。
びっくりしてなきやんだまおべえは、
あたまからたれてくるえさを
なめてみました。
ペギーは、ゆっくり、そしてやさしく
わらいかけました。
まおべえも、えさをなめながら
わらいました。
2ひきは、ともだちになりました。
そのよる、まおべえは、はじめて
ブタたちのあいだでねました。
やぶれたやねのあいだから、
おつきさまがみえました。
まおべえは、おつきさまをながめ
ながら、ねむりにつきました。
